企業研究する上で退職金の相場を知る事も大事ですが、福利厚生の退職金の有無は確認する方が多いと思いますが、実は退職金には複数の種類があります。

 

それぞれ全く違う仕様となっているため、将来を考える上ではしっかりと違いを理解し、希望する会社がどの制度を採っているかを知っておく必要が有ります。

 

目次は以下のようになっています。

 

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退職金の種類

冒頭で述べた退職金の種類ですが3種類存在します。それをこれから個別に解説していきたいと思います。

退職一時金制度

退職に当たり勤務先の企業などから一時的に支払われる金銭のことで、従業員の長年の勤労に対する報酬として多くの企業で、退職一時金制度を採用しています。

退職一時金の原資は、一般に企業内部で準備されるため、「内部積立ての退職一時金」と呼ばれることもあります。

 

各企業は退職金の算出方法として、従業員の退職時年齢・勤続年数・企業に対する功績などに基づく、退職金算定方法の規定(退職金規定等)を定めており、その規定にそって計算が行われ退職金が支払われます。

 

退職一時金は、退職理由が定年退職やリストラなど会社都合の場合には満額支給されますが、自己都合退職の場合には満額支給されないことが多いようです。

統計は後述にて解説しております。

 

仮に企業が倒産した場合は内部積立ての退職一時金原資は保障されず、従業員は退職金を受け取れなくなる場合があります。

 

また課税について退職時金が退職一時金である場合は、原則として他の所得と分離して所得税が課されるため、通常の計算より手元に残るお金が多くなります。

 

退職年金制度

名前の通り退職後国民年金のように一定期間毎に一定額支払われる制度で、20年後までといった一定期間という条件があります。

 

会社にとってのメリットとして、まとまったお金を用意しておく必要が無く、退職金が用意できず倒産する「退職金倒産」がを回避できます。

 

個人にとってのメリットは、退職一時金と違い徐々に給付されるため、安定した収入が得られまた無駄遣いするリスクがなくなることです。

 

ただし、退職年金の場合毎回の給付額に課税されてしまい、退職一時金と比較すると総受給額で少なくなってしまう、というデメリットもあります。

 

併用型

退職一時金と退職年金を組み合わせて支給する制度です。

 

例えばある企業では、40年勤務で退職金は2000万円であったとすると、

  • 退職一時金:2000万円一括支給
  • 退職年金 :2000万円を2%運用し20年間で支給
  •  併用型 :1000万円支給+1000万円を2%運用し20年間で支給

といった支給のされ方となります。

 

これはよくいえば、退職一時金と退職年金のメリット・デメリットを相殺しているように見えますが、悪く言えばどっちつかずの中途半端な制度であると言えます。

 

退職金制度

採用割合

中小企業の賃金事情(平成28年版)*1を参考にして、記述しています。

 

その中の退職金制度より集計企業のうち、退職金制度について退職金制度の有無の結果は以下のようになった。

  • 退職金制度あり:69.8%
  • 退職金制度なし:29.5%
  • 無回答:0.6%

四捨五入により計100%となっておりません

 

意外に3割もの企業が退職金制度を採用していないため、特に関東圏外の地方で就活を考えている人は、退職金制度の有無を確認することが大切ですね。

 

また「退職金制度あり」と回答した企業の中で、採用している退職金制度の各割合は以下のようになります。

  • 退職一時金のみ:70.4%
  • 退職年金のみ:3.7%
  • 退職一時金と退職年金の併用:25.9%

 


参考記事

*1「中小企業の賃金事情(平成28年版)

 

退職金相場

退職金の計算方法は先ほどと同様に、中小企業の賃金事情(平成28年版)から

  • 退職時の基本給:38.2%
  • 退職時の基本給×一定率:35.5%
  • 退職金算定基礎額×支給率+一定額:4.0%
  • 勤務年数に応じた一定額:21.7%
  • ポイント制:17.2%
  • その他:9.9%
  • 無記入:5.8%

となっています。

 

特にポイント制を採用している会社は、会社ごとに計算式が大きく異なる場合が多いため、企業研究の段階でしっかり調べておきましょう。

 

退職金の相場ですが、「退職金制度とは?平均の退職金額や計算方法*1」の表を、流用させたいただき解説しています。

大手企業の総合職・一般職、中小企業の退職金モデルは以下のようになります。

 

大手企業の退職金モデル


表より定年まで働いた場合、総合職だと大卒の方が高卒より200万ほど多いのに対し、一般職の場合は逆に高卒の方が大卒より400万ほど多くなっています。

 

これは

  • 大学在学期間の4年間ぶんだけ高卒者の勤務年数が長い
  • 一般職はライバルが多く総合職に比べて大卒が出世しにくい

などといった要因が、計算に大きな影響を与えているためだと考えられます。

 

中小企業の退職金モデル


表より定年まで働いた場合、大卒の方が高卒より50万ほど多い多いことが分かります。

 

中小企業では大企業と違って、高卒と大卒の退職金に大きな差がないことが多いため、中小企業を狙っている方は会社の退職金相場を、先輩社員との面談や採用担当者とのやりとりでしっかりと確認しておくことが大切です。

 

ただ、その大きな差が無い理由としてもちろん中小企業であるため、というのもありますが大手企業の一般職と同じように、高卒を含むライバルが多く出世しにくいことも、差があまりない要因となっているでしょう。


参考記事

*1

 

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まとめ

  • 退職金には一時金型・年金型・併用型の3種類がある
  • 企業研究の際は退職金制度を、採用していない企業が3割あることを頭に入れておく
  • 退職金の相場は大企業で2000万前後・中小企業で1000万前後である

 

本記事はいかがだったでしょうか。

退職金のことをしっかりと調べておくことで、老後のことを見据えた人生設計ができるので、手を抜かずに企業研究をしてくださいね。

 

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また私が就活・企業研究をするうえで、大切だと思うことを以下の記事にまとめました。

 

他にも大事だと思うことがありますが、実際に就職してから特に最低限知っておいた方がいい、と思ったことを選びました。

 

これらの記事が有用だと感じたら、是非他の記事もご覧になってみてください。

 

 

 

こちらの記事では優良企業をまとめたサイトの紹介と、私のしっている優良企業の一部の紹介を行っています。

 

 

 

以下の記事は他の公務員はどうなっているのか、こちらも友人たちに実際に聞いた話を元に作成した記事です。

興味のある職種がありましたら、ご覧になって見てください。

 

     

     

    それでは記事はこれにて。みなさんのよい就活ライフをお祈りしています。

    あでゅー!

     

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