
就活における初任給は、誰もが一番気にすることだと思います。
しかし、その初任給でどんな暮らしを送れるのか、というのは想像できないのではないでしょうか?
本記事では、私の初任給と実際の生活における収支を公開し、みなさんに就職後どんな風な生活を送ることになるか、ある程度イメージを持ってもらえればいいなと思います。
目次は以下のようになっています。
目指すべき初任給
まず初めに最近の男女の大卒初任給平均をみてみると
男性:208,000円
女性:204,000円
男女平均:206,000円
となっています。
私の初任給は、まさに平均である206,000円です。
そして私の意見としては、最低でも20万以上は初任給がある企業を目指すべきだと思います。
私が就活の中で 最も重視しているのは社宅・独身寮・住宅手当制度の有無です。
社宅・独身寮・住宅手当制度が無い人は、毎月アパート代金を支払わなければならず、関東圏ではバラツキがあるものの賃料はおおよそ4~6万円程度ですよね。
かなり大きい金額ですが、20万初任給がある場合手取りは16万円程度となるので、賃貸料金を差し引いて10万円は手元に残ります。
そこから、食費やらいろいろ使っていくと、大体3万円程度余り最低限の貯金・娯楽費として使用できます。
つまり最低3万円程度残る基準から逆算すると、私の言う20万円を目指すべきとなるのです。
どうしてそのくらい残ると計算で来たのか、シミュレーションを見ていきましょう。
シミュレーション
私の収支
私は実家からの通勤であるという条件で、まず私の実際の収支を公開します。
まず収入について、基本給206,000円+残業により0~10万前後変動で忙しい時期は、残業45~80時間いきます。
時給は206,000円 / 20.25(日) / 8(時間)=1272円
残業した時の時間単価は、(時給)×1.25
次に支出です。
食費 | 15,000円 |
電気代 | 20,000円(月平均) |
携帯料金 | 12,000円 |
奨学金返済 | 13,000円 |
車のローン | 11,000円 |
車の保険料金 | 10,000円 |
その他細かい物 | 25,000円 |
合計 | 106,000円 |
私の場合、家の事情で電気代なども払っていますが、一般的な実家通勤の大卒者はこの合計額より-20,000~30,000円である、と考えてください。
また、手取りは社会保険料、厚生年金、所得税なども引かれ、私の場合それら3つで41,000円ほど引かれております。
206,000円-106,000円-41,000円=59,000円
となっています。
社宅など制度がない場合
さて、では都内で社宅制度なしの会社に勤めている大卒の方で、シミュレーションを行ってみます。
収入は私と同じ額、支出は
食費 | 20,000円 |
電気代 | 15,000円(月平均) |
携帯料金 | 12,000円 |
奨学金返済 | 13,000円 |
家賃 | 55,000円 |
水道代 | 8,000円 |
その他細かい物 | 15,000円 |
合計 | 138,000円 |
通勤費は大体手当てで出してくれるので、今回は考慮せず0円として計算します。
ただし、買い物などの移動に交通機関利用を加味し、その他に5000円ほど経費勘定。
社会保険などで引かれる金額も私と同じであると仮定すると、娯楽や貯金として一ヶ月に使えるお金は
206,000-138,000-41,000=27,000円
お分かりいただけますか?
事情で経費がかさんでいる私でも、社宅・独身寮・住宅手当の無い都内の大卒者より、自由に使えるお金が多いことがわかります。
さらに社会人二年目からは住民税も引かれていきます。
社宅など制度が有る場合
社宅・独身寮制度有りの会社勤務の場合、先ほどの計算から家賃が消えるか、5,000円程度の出費になります。
つまり社宅・独身寮制度があるだけで、自由に使えるお金が77,000~82,000円と大幅に増えるのです。
住宅手当制度を採用している会社の場合、アパート代の満額を支給してくれることは少なく、おおよそ1~2万円程度自己負担することが多いです。
それでも自由に使えるお金は、制度がない場合と比べて大体4万円以上増えますよね。
ここまでで、社宅・独身寮・住宅手当制度の重要性が分かったかと思いますが、それぞれメリット・デメリットがあるので、興味のある方はこちらの記事をご覧ください。
妥協点を決める
私が聞かれたこう答えます。
結局、各自どこで働きたいか、社宅・独身寮・住宅手当制度の有無でシミュレーションを行い、5万程度余裕資金が生まれる会社を選ぶ、これが第一だと思います。
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詳しくはこちらの記事で紹介していますので、興味のある方はご一読ください。
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就活は交通費や宿泊費など、なにかとお金は必要になってきますよね。
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まとめ
- 初任給は社宅制度の有無で、求める額が違ってくる
- 働きたい場所での生活シミュレーションを行い、資金的余裕が生まれるか考えてみる
- あえて言うなら、初任給は20万以上で絞るといいでしょう
いかがだったでしょうか?
冒頭に述べたように、みなさんが将来どんな生活を送っているのか、具体的にイメージできるようになっていると幸いです。
私が就活・企業研究をするうえで大切だと思うことを、以下の記事にまとめました。
他にも大事だと思うことがありますが、実際に就職してから特に最低限知っておいた方がいい、と思ったことを選びました。
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こちらの記事では優良企業をまとめたサイトの紹介と、私のしっている優良企業の一部の紹介を行っています。
以下の記事は他の公務員はどうなっているのか、こちらも友人たちに実際に聞いた話を元に作成した記事です。
興味のある職種がありましたら、ご覧になって見てください。
それでは記事はこれにて。みなさんのよい就活ライフをお祈りしています。
あでゅー!